アマゾンプライムは学生に危険というのは大げさです。利用には注意が必要ですが、うまく活用すれば学生生活にとってプラスになる人のほうが多いでしょう。
「プライムビデオ」や「アマゾンの買い物が送料無料」など、アマプラは学生にとっても魅力的。
しかし、一部の人の間では
登録するのはやめたほうがいいよ
などと否定的な意見も……。
そこで今回の記事では
- アマゾンプライムが学生に危険と言われる理由
- アマゾンプライムの学生におけるデメリット
- 学生はアマゾンプライムに入会するべき?しないほうがいい?
アマプラ利用経験者の私がこんな点を深く追求してみました。
\リスクはほぼゼロ、メリットのほうが多い!/
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アマゾンプライムが学生に危険と言われる3つの理由
私が実際に利用してみて、学生さんにアマゾンプライムが危険と言われるのは、こんな3つの理由があるのではと感じました。
- アマゾンに依存する習慣がついてしまう
- プライムビデオやプライムミュージックなどに時間が食われるから
- Prime Student終了後は自動的にプライム会員に移行するから
ひとつずつ危険度をチェックしてみてください。
アマゾンに依存する習慣がついてしまう
アマゾンプライムになると利用できる特典は
- 娯楽系(プライムビデオやプライムミュージック等)
- 買い物系(「お急ぎ便」や「日時指定の配達無料」等)
の2つの系統に分かれます。
どちらも生活に密着しているため、日常的にアマゾンに触れる機会が激増。
気づいたときには、アマゾンプライムなしでは生きていけないカラダに……。
大げさじゃなく通販で頻繁に買い物をする人や、プライムビデオをテレビ代わりに見る人は、日常の一部になります。
すると、もう今後一生アマゾンプライムがある限り、有料会員であり続ける運命。
オーバーに言えば「アマゾン依存体質」になる危険があります。
マクドナルドのハッピーセットと同じように、若いうちからアマゾンに親しんでもらうためにPrime Student(学生向け割引プラン)を用意しているのかも?
プライムビデオやプライムミュージックなどに時間が食われるから
学生の本分は一番が勉強、2番が友人との交流、3番がカラダを動かすスポーツ。
なんて言い草は年寄りの意見かもしれません。
でも、せっかくいろんな貴重な経験ができる学生時代に見放題のプライムビデオや聴き放題のプライムミュージックなどにどっぷりハマってしまったら……?
まだ無垢な学生さんの感性が「底なし沼」のようなアマゾンプライムに捕らわれてしまう恐れがあります。
プライムビデオには素晴らしい作品も多数あるので、時間の浪費とはいいませんが、見放題なので歯止めがきかなくなる人もいるでしょう。
Prime Student終了後は自動的にプライム会員に移行するから
学生向けの「Prime Student(プライムスチューデント)」は、学生時代のみ利用できる学割プランです。
学校を卒業するとPrime Studentの会員資格を失い、一般のアマゾンプライム会員に移行します。
この「移行」は任意ではなく、アマゾン側が自動的に移行させる仕組み。
言い方は悪いですが、ちょっとしたトラップです。
それまでなんとかやりくりできていた会費が、その時点で2倍になるため、経済的に負担に感じる人もいるかもしれません。
会員の種類 | 月会費 | 年会費 |
---|---|---|
プライム会員(一般向け) | 600円(税込み) | 5,900円(税込み) |
Prime Student(学生専用) | 300円(税込み) | 2,950円(税込み) |
学生としてPrime Studentを利用し、プライム会員特典の便利さを知ってしまった人は、会費が倍になるからといって解約するのは惜しいと思うでしょう。
そうなったとき、経済的に無理をしてでも継続するか、悩ましいところです。
学生がアマゾンプライムを利用する3つのデメリット
アマゾンプライムを学生が利用する際のデメリットがこちらの3つ。
- 学生は使わない特典がある
- プライムビデオに学生時代に見ておきたい名作が少ない
- プライムスチューデントは高校生や中学生は利用できない
申し込む前に知っておきたいことばかりですよ。
学生は使わない特典がある
アマゾンプライム(一般会員)の特典は、こんな16種類もあります。
- 無料の配送特典
- 特別取扱商品の取扱手数料が無料
- Prime Video
- Prime Videoチャンネル(視聴できる権利のみ/料金は別途)
- Amazon Music Prime
- Amazon Photos
- Amazonフレッシュ
- Prime Try Before You Buy
- プライム会員限定先行タイムセール
- Prime Reading
- Amazon Music Unlimited(利用料金が割引になる)
- ベビー用おむつとおしりふきの15%OFF割引
- Prime Gaming
- 家族と一緒に使い放題
- プライム限定価格
- らくらくベビー
私がよく利用する特典のベスト3は
- Prime Video
- 無料の配送特典
- プライム限定価格
です。
正直まったく使わない特典もたくさんあります。
特に学生さんにとっては、以下の「子供がいる人向け」の特典は絶対に使わないはず。
- ベビー用おむつとおしりふきの15%OFF割引
- らくらくベビー
音楽を聞かない人は「Amazon Music Prime」は無駄でしょうし、食料品などをネットで買わない人は「amazonフレッシュ」は100%無駄。
Prime Studentへの入会資格がない中学生や高校生がアマゾンプライムに登録する場合、使わない特典のために無駄な会費を支払うことは避けられませんね……。
プライムビデオに学生時代に見ておきたい名作が少ない
時間に余裕がある学生時代こそ、名作映画や名作ドラマを見ておくべきです。
しかし、プライムビデオのラインナップはそれほど多くありません。
また、あったとしても「レンタル作品」や「購入作品」となっていて、会費とは別に料金を支払う必要があります。
映画やドラマの視聴を目的にアマゾンプライムに加入すると、やや拍子抜けすることは事前に念頭に置いておくべきですね。
Prime Studentは高校生や中学生は利用できない
アマゾンプライムの学生向けプラン「Prime Student」は、高校生や中学生は申し込み資格がありません。
Prime Studentに申し込めるのは、以下の学校に通っている人で、年齢は不問です。
- 大学
- 大学院
- 短期大学
- 専門学校
- 高等専門学校
ですから、高校生や中学生がアマゾンプライムに申し込む場合は必然的に「一般会員」になります。
先ほど説明した通り、一般会員の特典のなかには中高生には価値がないものがあるため、その点は了承するしかありませんね。
メリットもたくさんある
学生がアマゾンプライムを利用するのは、もちろんメリットもたくさんあります。
- 少額の買い物でも送料が無料になる
- 地元で放送がないアニメが見られる
- 1億曲の中から好きな曲(アーティスト)に出会える
- 本を3冊購入で10%のポイント還元(Prime Studentのみ)
いま思いつく限りでも、こんなにありますよ。
少額の買い物でも送料が無料になる
プライム会員以外は、2,000円以下の買い物だと送料が取られます。
しかし、アマゾンプライムの会員になると、2,000円以下の買い物でも送料が無料に!
学生さんは2,000円以下の少額の買い物が多くなるでしょうから、この特典は非常にメリット。
たとえば、マンガの新刊(500円)を一冊だけ買っても送料無料です。
地方で放送がないアニメが見られる
プライムビデオでは、現在放送中のアニメも配信されます。
すべてのアニメが見られるわけではないものの、地方局で放送がない作品が見られることもあるでしょう。
地方に住んでいてアニメ難民だけど、アニメ専門のVODに加入するほどのオタクじゃない人にとってはほどほどの料金で見られるプライムビデオが最適です。
1億曲の中から好きな曲(アーティスト)に出会える
プライム特典のひとつAmazon Music Primeは、1億曲が広告無しで聴けます。
ただし、制限があり、必ずシャッフル再生されます。
「シャッフル再生」とは、自分で聴きたいと選んだ曲に似た曲が再生される機能のこと。
一部では不評なんですが、裏を返せば未知の曲と出会える可能性があります。
まだ音楽の趣味が狭く、世の中に知らない曲がたくさんある学生さんにとっては逆にメリットのある機能ともいえます。
本を3冊購入で10%のポイント還元(Prime Studentのみ)
学生向けのアマゾンプライムである「Prime Student」では、本を3冊同時購入すると最大10%のamazonポイントが還元されます。
これは参考書や小説はもちろん、雑誌やコミックも対象。
たとえば、本3冊の合計金額が3,000円なら300円分のポイントがつきます。
この付与されたamazonポイントは次回の購入時に1ポイント=1円で使用可能。
学生さんは参考書や専門書を購入する機会が多いですから、このPrime Studentだけの特典はありがたいですね。
【結論】学生はアマゾンプライムに入会するべき?しないほうがいい?
最後に結論として、学生はアマゾンプライムに入会すべきか、それぞれの条件に合わせてジャッジします。
高校生や中学生は親と要相談
まだ中学生や高校生の学生さんは、親と相談して決めましょう。
アマゾンプライムに入会するメリットは多いですが、会費の支払い方法などをどうするか、ひとりで決められない部分は多いです。
ベストは、親にプライム会員(一般会員)になってもらい、それを共有して利用すること。
会費はすべて親に払ってもらい、プライムビデオを0円で見るのが一番得だったりしますから。
Prime Studentに申し込める学生なら入会すべき!
大学生や専門学校生になったら、自分の意志でPrime Studentに申し込むべきです。
会費は月額300円ポッキリですし、プライムビデオやお急ぎ便の利用、本の3冊同時購入によるポイント還元などで十分すぎるほど元が取れますよ。
そもそもアマゾンプライム(Prime Studentも含む)は、世界的大手企業「amazon」が運営しているため、危険な要素はありません。
Prime Studentは学籍番号など入力しないといけない項目が多いですが、そのために個人情報が漏れたりするリスクはゼロに近いといえます。
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まとめ
アマゾンプライムが学生に危険といわれるのは
- amazonに依存してしまうリスク
- プライムビデオにハマってしまうリスク
- Prime Studentから一般会員に自動的に移行するリスク
の3点でした。
どれも危険と指摘するのは大げさ過ぎる小さなこと。
節度を守って利用すれば、学生にとってメリットの多いサービスです。
それでは楽しいAmazonプライムビデオライフを!